貨車の楽しみ方
現在の貨物列車はコンテナ車やタンク車など同じ車種が連なって走っている事が多いですね。
カラフルなコンテナを載せて遊ぶのも楽しいですね。詳しく調べていくと線区によっても違うコンテナが載っています。
それも醍醐味ですが昭和の時代の貨物列車は一味違いました。
貨車は荷主の要請によって一両単位で最寄り駅に運ばれます。貨物列車は駅毎に停車して一両づつ連結していきます。
そしてヤードに集められて方向別に仕分けされます。方向別に集められた列車は一緒になって出発して又目的地の駅で解放されます。
このように非常に手間と時間のかかるものでした。荷主からしてもいつ到着するか分からないという不便なシステムでした。
そのためコンテナのシステムが開発されて合理化され旧来の貨物列車は衰退していきました。
当時の貨車は目的別に作られており冷蔵品を運ぶ冷蔵車、豚を運ぶ豚積み車、粉状のものを運ぶホッパ車、車を運ぶ車運車、
石炭を運ぶ石炭車、液体を運ぶタンク車、汎用に使える屋根のある有蓋車、屋根の無い無蓋車など様々な車種がありました。
当時は貨物列車にも車掌が乗っていたので車掌専用の車掌車も連結されていました。
当時、車掌として乗務していた方の話によるととても乗り心地は悪かったそうです。
さてNゲージでも様々な貨車が製品化されており大抵の製品は扱いやすいアーノルドカプラーが装着されており違うメーカーでも連結して遊ぶことが出来ます。
(中古の場合は交換されている事もあるので良く確認して購入しましょう!)
最近の電車は大抵セット販売ですが貨車は一両単位で販売している事も多くお手軽です。
自分だけの組み合わせで楽しむことが出来るのも良いですね!!(模型なのでカプラーが同じであれば自由に楽しむことが出来ます。)
Nゲージを始めたいけどお値段が・・・という方は貨車から始めてはいかがでしょうか?
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